2025年04月07日

古代エジプトの「青いカバ」

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青いカバが幸せを呼ぶ?
大エジプト博物館のお土産屋さんで購入

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さかのぼること " 紀元前2000年前 " 
「エジプト」


古代エジプト人にとって、


カバは「守り神」だったそうで、
カバは、見かけはおっとりと穏やかな動物に見えるけど、実はとても縄張り意識が強く、危険な動物らしい。アフリカでは、ライオンよりカバに襲われて死ぬ人の方が多いと、前に聞いたことがある。

古代エジプトでカバは『破壊と創造』両方の意味を持つとされ、お守りや魔よけとして墓に埋葬されたみたい。

そして『エジプシャンブルー』と呼ばれる、緑がかった美しい青い色。


当時、砂をすり潰した物に、植物の灰などを混ぜて焼いた「ファイアンス」と呼ぶ、


" エジプト独特の焼き物 " をカバの形にして、

エジプトの貴石 " ターコイズ " で釉薬を塗ったそうで(なので青色)

それを、

「王家の副葬品」として埋葬したそうです!

と言うのも、

古代エジプトの死生観に起因していて、

" 輪廻転生 " を信じられてた当時、
(魂の入れ物 " ミイラ作り " が盛んになってたように)

来世で王を守ってくれると願いを込めて、
一緒に埋葬したそうです(゚o゚;;

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青いカバには
ナイル川流域の " 植物 " や " 鳥 " の模様が
描かれています( ・∇・)

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この青いカバ
世界中の🇪🇬古代エジプト系の博物館には、この兄弟がいるようです🦛💙
ニューヨーク メトロポリタン博物館
イギリス 大英博物館
フランス ルーブル美術館
にあるらしい!

私が買ったのは、大エジプト博物館から出ているオリジナルグッツの青いカバ

なんと!日本の『中近東文化センター』にも青カバがいるんだって☆ここは三笠宮崇仁(みかさのみやたかひと)殿下と、出雲興業の創業者が協力して開館。こりゃいつか生で観たい☆でも、ちょっと行きにくそうな場所だな^^;

公益財団法人 中近東文化センター
完全予約制で、しかも祝日を除く月曜、火曜、水曜、金曜の午前10:00〜午後5:00しか開館していない為、本物のルリカも貸し切りで見学できる率がとても高いのでお薦めです。

ちなみに、日本の青カバは『ルリカ』。

メトロポリタン美術館『ウィリアム』
ルーブル美術館『ヒッポ』
中近東文化センター『ルリカ』
大英博物館『名無し』

posted by かめ忍者 at 19:45| 栃木 ☁| Comment(0) | エジプト旅行記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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