起き上がり小法師
紅白に塗り分けられた高さわずか3〜4センチ。(最近は青い起き姫どころか、いろいろ楽しいものが沢山あります)
中におもりが入っているので、指で倒しても自力でひょいと起き上がる。
数多い郷土玩具の中でも素朴さでは筆頭にあげられそうなこの人形は「起き姫」とも呼ばれ会津地方に古くから伝わる縁起物です。
毎年正月10日に立つ「十日市」の縁日(えびす市)で売られ、会津の人々は家族の数より必ず一つ多く求め、神棚などに飾って一年の無病息災や豊作を祈る。一つ多くするのは「家族が増えますように」との願いからで、子宝や家族の幸せへの祈りも託しています。
手作りゆえに塗や表情がみな微妙に違うのも、買い求める際の楽しみです。
2016年08月17日
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