正式表記(旧字体)は蠶影神社。通称は蚕影山(こかげさん)神社
2016年6月18日参詣
茨城県つくば市神郡1998番地 鎮座
全国にある蚕影神社の総本社
ですが・・・栄枯盛衰、荒れ果てていました。
創建は一番古い伝承では崇神天皇時代に祀られたと伝えられ、その他、成務天皇の時代筑波国造りが赴任されると同時に養蚕や農業の発展に力が注がれ、豊浦に稚産霊命が祀られ、同時期に蚕影山の麓に蚕影山桑林寺が建立された。
又、延長4年(926)に創建という方もいらっしゃいます。
何れにしろ千年以上の歴史を誇る古社で、往古から蚕の神様として北関東や甲信地方などの養蚕農家の信仰を集めたていことに変わりはなく、関東近県はもとより遠く長野県からも参拝者があったようです。けれど蚕影山桑林寺は明治の廃仏毀釈により廃寺となり、蚕影山神社のみ残されたようです。
全国各地にある蚕影山信仰は、茨城県の蚕影山神社の信仰が流布したもので、この神社の縁起として、養蚕および蚕神の起源を説く金色姫の物語が中世末から近世にかけて語られていた。御伽草子《戒言(かひこ)》もその一つである。
その昔、筑波山の麓は海だったのだとか
「金色姫伝説」では、“金色姫は豊浦湊に漂着し猟師に助けられた” とあります。
多々ある「筑波」という地名の由来の一つに“波が寄せる場=着く波(つくば)”という説もあるそうです。
古来より有名な常陸紬、即ち結城紬の産出及び鬼怒川(絹川・衣川)、小貝川(蚕飼川)、糸繰川など蚕業に関わる地名があるのは上代を物語る証左である。同名の社は甲信陸野武総諸州の各所にあるが、それらは皆当神社の御分霊であり、それ故に当神社の御神札に『日本一社』と拝記する。正に日本養蚕の始めと誇るところで、全国蚕業家尊崇の名社である。
蚕影神社への石段の手前に古い建物が佇んでいて、その脇に「専用駐車場 春喜屋」と書いた看板が立っています。
ここ春喜屋は昭和初期まで蚕影神社の参詣者のための旅館・休憩施設を経営し、現在も神社にちなんだ蚕影羊羹や手ぬぐいを売っているそうです。
ガラス越しに「神札御守授与所」という表示と御守が何種類か置いてあるのが見えました。
春喜屋の前を過ぎるとすぐに石段があり、「蚕影山神社 入口」という道標がいざなっております。
社殿までは長い石段が続く。神社がある山を俗に子飼山(大日本地名辞典)、蚕飼山(筑波山名跡誌)、神郡山などという。蚕影山は寺院時代の山号である。
御朱印は筑波山神社にて頂きました




