2016年8月19日参詣
茨城県水戸市飯富町3475 鎮座
社伝によると、第10代崇神天皇の御世に、皇子・豊城入彦命の命を奉じて建借馬命が当地に至った。そして長者山に館を構え、北東の当地に神社を建てて天照大神を祀ったのが創祀という。
その後奈良時代には、那賀郡(那珂郡)の郡領・宇治部氏が「建借馬命」(たけかしまのみこと)を奉斎したという。
水戸市愛宕の愛宕神社が墳上にある愛宕山古墳は「建借間命」の墓であると考えられています。
平安時代中期の『延喜式神名帳』では「常陸国那賀郡 大井神社」と記載され、式内社に列している。
境内案内図
鳥居
本殿へ続く階段の途中、弁天様が祀られていました
斜面の巨木の根に「女化(おなばけ)稲荷神社」
急な斜面、階段を上りきったところに拝殿
本殿
「お袋様」
地味に怖いです・・・
「八方神」
八角形に石祠を並べてあり、中央に白い鉱石が祀られていた。
その他に本殿裏の奥宮、万歩杉、伊勢金比羅参り碑、氏神舎藁宝殿などなど
境内は結構広く、高低差もありました。
この大井神社と地名の飯富町のいわれがよく言われており
建借馬の出であるとされる肥の国(九州)の意富臣(おふのおみ)から、この神社は意冨比(おほひ)神社と言った。
それが転じて意冨比(おほひ)→おおい→大井となり、地名も意冨→飫冨→飯富と変じたといわれています。
御朱印は鳥居脇の宮司宅にて頂きました
2016年11月30日
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