2016年11月13日参詣
東京都新宿区神楽坂5-36 鎮座
毘沙門天善國寺は神楽坂下と神楽坂上の間に位置し、神楽坂を神楽坂下から神楽坂上に歩けば左側に見えます。朱色の門、朱色の本堂ですから直ぐ分かります。
神楽坂の街をめぐるスタンプラリーが開催されていて混雑していました
夏目漱石の『坊ちゃん』でも縁日のエピソードが出てきます。
「それから神楽坂の毘沙門の縁日で八寸許りの鯉を針で引っかけて、しめたと思ったらぽちゃりと落して仕舞ったが是は今考えても惜しいと云ったら、赤シャツは顎を前の方へ突き出してホホホ……と笑った」
善國寺虎石像 狛犬ならぬ狛虎が睨みをきかせています
善國寺毘沙門天は、またの名を多聞天ともいい、天の四方を守護する四天王の一つであり、北方または東北方を守護する軍神である。ゆえに人々の願いを多く聞き、ご利益を与えることを誓願とする天の神といわれている。善國寺の虎石像は、毘沙門天が寅の年、寅の月、寅の日、寅の刻に降臨したことに由来する。
本堂
善国寺(ぜんこくじ)は、安土桃山時代の文禄4年(1595年)、池上本門寺第12代貫主である日惺上人により創建された、日蓮宗の寺院です。
本尊の毘沙門天は江戸時代より「神楽坂の毘沙門さま」として信仰を集め、芝正伝寺・浅草正法寺とともに江戸三毘沙門と呼ばれました。
現在は新宿山ノ手七福神の一つに数えられています。
いただいた御朱印の中央の印には「長完功名」(長く功名を全うす)の文字




