2017年(平成29年)4月29日 参詣
埼玉県秩父郡長瀞町長瀞1828 鎮座
「秩父神社」「三峯神社」と共に「秩父三社」のうちの一社とされている。
宝登山山麓には今回紹介する本社が、宝登山山頂には奥宮が鎮座する。
*平成23年に「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」にて一つ星の評価を埼玉で初めて得ました。
秩父鉄道長瀞駅から、国道140号線方向に向かうと道路に面して大きな一の鳥居がすぐ見える
二の鳥居
手水舎
階段を上り社殿へ
狛犬
拝殿
社殿は江戸時代末から明治初頭に造り替えられた本殿、幣殿、拝殿より成る権現造り
扁額
社殿に彫られた彫刻
儒教の教えである【二十四孝】のお話が彫り込まれている
【二十四孝】解説板
本殿
社伝によれば、景行天皇41年(111年)、天皇の皇子・日本武尊による東征の際、尊が遥拝しようと山頂に向っていると巨犬が出てきて道案内をした。その途中、東北方より猛火の燃えて来るのに遭い、尊の進むことも退くこともできない状態になってしまった。すると巨犬が猛然と火中に跳入り火を消し止め、尊は無事頂上へ登り遥拝することができた。尊は巨犬に大いに感謝したところ、忽然と姿を消した。
このことから「火止山」の名が起き、のちに「宝登山」となったという。また巨犬は大山祇神の神犬であった事を知り、防火守護のため火産霊神を拝し、その後山麓に社殿を建て三神を鎮祭した。これが当社の起源であるとされる。
御朱印は授与所で拝受
御朱印




