2017年(平成29年)9月29日参詣
茨城県土浦市小野1151 鎮座
聖観世音菩薩を本尊とする坂東三十三箇所観音霊場の第26番札所
社号標の奥に山門(仁王門)
山門の扁額隣にスズメバチの巣が・・・もう蜂はいません
山門の一層目に仁王像が安置
手水舎
本堂
扁額
このお寺「坂東霊場記」によれば、行基という僧侶が聖観音像を刻んでこの寺を開いたとあります。
一説には、第二十五番札所の大御堂にも出てくる筑波山の二柱の神様が、ここ小野山に来て天の鉾(ほこ)で地をつつくと、清水が南北二箇所から湧き出し、その後に行基は南の清明な湧き水に寺を建てた、とあります。
寺伝によれば、推古天皇十五年(607年)に聖徳太子作の聖観音像を竜が峰の山頂に安置し、その後で参拝のしやすい山麓に移転したのが始まりとされています。
大同年間(806〜810年)に現在地に移転したと言われています。
しかし、その後の戦乱や廃仏毀釈、さらに不審火が追い討ちをかけて一時期は荒れ放題になったものの、地元の有志や信者による地道な努力により、徐々に再建されてきたのであります。
聖徳太子作とされた聖観音像も昭和四十四年の不審火で山門だけを残し、本堂もろとも焼失。
現在は昭和五十四年に新しく開眼された観音様が御本尊様として祀られています。第23番札所の勝福寺(旧観世音寺)のご住職の寄進によるものだそうです。
鐘楼
とても美しい事で有名なヤマトタマムシがいました
英名にはJewelBeetleと名付けられており、タマムシは世界中で宝石のイメージを抱かれている様です。
納経所にて御朱印を頂きました
御朱印




