2017年11月25日

坂東三十三観音28番札所 滑河山 龍正寺(千葉県成田市)

滑河山 龍正院(りゅうしょういん)
2017年(平成29年)9月29日参詣
千葉県成田市滑川1196 鎮座

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寺号標

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仁王門

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手水舎

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本堂

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扁額

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扁額「観世音」

寺伝によれば、承和5年(838年)、当地の領主小田宰相将治の発願により、慈覚大師(円仁。第3代天台座主)を開基として創建されたとする。
天台宗の寺院で、本尊は一寸二分(約3.6cm)の十一面観世音菩薩。この本尊は、後に定朝作の一丈二尺(約3.6m)の観音像の胎内に納められて通称「滑河観音」と呼ばれています。
ところが、当寺の本堂裏から、白鳳時代の様式の、所謂「山田寺式」と呼ばれる瓦が出土した。ここは瓦を焼く窯跡とされた(「龍正院瓦窯跡」)が、瓦窯を自ら持つ「龍正院廃寺」という古代寺院跡とする資料もある。とすれば、出土した瓦の様式から、7世紀第4/四半期頃に遡る古代寺院の後身かもしれないという。
なお、永正13年(1516年)鋳造の鰐口に「下総州行河山勝福寺」とあるので、「勝福寺」と称していた時期もあるらしい。

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境内から寺務所への門

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納経所にて御朱印を頂ました
しもふさ七福神の毘沙門天の御朱印もありますが、ご縁がれば次回

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御朱印

posted by かめ忍者 at 08:28| 栃木 ☀| Comment(0) | 卍千葉の寺院 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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