豊森山 文殊院(もんじゅいん)常玄寺
2017年(平成29年)11月4日参詣
茨城県かすみがうら市下志筑675 鎮座
去年11月のかすみがうら市指定文化財一斉公開時の参拝
万葉歌人が歌に詠んだかすみがうら市志筑に、卯年生まれの文殊菩薩を本尊とする文殊院が建つ
山門
手水
本堂
創建は江戸時代だが、本堂南側の境内からは丸瓦と平瓦が一体の桟瓦(江戸以降に普及)以外の瓦が出土している。
瓦は室町時代前期のものと判明し、地区に残る1602年の検地帳に記された「寺屋敷常源寺」の記述から文殊院以前の「常源寺」の存在が浮かび上がった。
鎌倉から戦国時代にかけ、一帯は天台宗を庇護した大掾氏の影響下に置かれたこともあり寺も隆盛を極めたが、氏の没落とともに常源寺は廃寺に。後に寺に入った宥円(ゆうえん)上人によって文殊院が中興開山された。
扁額
鐘楼
阿弥陀如来坐像
御朱印
庫裡にていただきました




