大井(おおい)神社、式内社(小社)
2017年(平成29年)12月2日参詣
茨城県笠間市大渕1652 鎮座
境内への参道が幾つかあるようです。私は南東側の入口から参道を歩いて参拝。
入口には鳥居は建っていませんでしたが、他の入口にあるのか不明
拝殿
扁額 「延喜式内社 四所一宮 太郎明神」の文字
中世頃より「太郎明神」とも尊称され、現在も太郎神社と称されることがあるようです。そして周辺の石井、箱田、来栖と合わせた四社の一宮として、一の宮明神(四所一宮)とも尊称されます。
本殿
御祭神は神八井耳命(かむやいみみのみこと)です。こちらの神様は初代天皇である神武天皇の息子で、二代天皇の綏靖天皇の兄になります。その名前は、八つの井戸、八つの耳を持つ聡明で慈悲深い神様で、「八」の意味する所は、末広がり七転八起で大願を成就する事を意味する、とのことです。
由緒によると、神八井耳命は皇位継承の争いに巻き込まれ、帝位を弟の綏靖天皇に譲ると自分は東国統治に赴き大井の地に着いたようです。
当地を喜び「常陸なる大井のみずの清ければ世も太平に渡る浮橋」と詠じたと伝わる。
因みにこの「太郎神社」の呼称の由来は、御祭神である神八井耳命の名前が「太郎」だから、と言う事
創建は大同元年(806)に勅宣にて造営されました。
授与所
御朱印をお願いしようと電話を掛けると、行きますので、との事
事前連絡もなくぶっつけで電話をしまして失礼極まりませんでした<(_ _)>
御朱印
式内社「大井神社」の論社は他に水戸市飯富町の式内同名神社がある(クリック)
2018年04月21日
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