宇都宮市を代表する旧家の一つである篠原家は、江戸時代(18世紀の終わり頃)から奥州街道口の現在の場所で、醤油醸造業や肥料商を営んでいました。
現在の旧篠原家住宅は、明治28年(1895) に建てられたものです。第二次世界大戦の戦災により、母屋と石倉3棟を残して、醤油醸造蔵や米倉などの建物は焼失してしまいましたが、明治時代の豪商の姿を今日に伝える貴重な建造物となっています。
なお、この住宅は、平成7年11月27日に宇都宮市の文化財に指定され、平成8年2月26日に宇都宮市に寄贈されました。また、平成12年5月25日には主屋と新蔵が国の重要文化財に指定されました。復元・修復工事を経て、平成9年3月1日から一般公開してます。
訪れた2020年1月11日は、200杯限定でおしるこが200円で販売していました。
屋号は山にサのどこかで見たことのあるものと同じだったそうですが
ヤマサの方が会社の規模が大きく、豪商と言えども
あえなく、山にサ&チビ「カ」付きに変えざるを得なかったそうです。
ヤマサの方が会社の規模が大きく、豪商と言えども
あえなく、山にサ&チビ「カ」付きに変えざるを得なかったそうです。
二階東側が廊下になっています。
長さ8間(14.4m)の廊下にはガラス戸が入っています。
これは、建築当初は無く、昭和初期の頃に入れられたものだろうという事です。
上の素通しガラスはガラス面がゆがんだ古いものが残っています。
長さ8間(14.4m)の廊下にはガラス戸が入っています。
これは、建築当初は無く、昭和初期の頃に入れられたものだろうという事です。
上の素通しガラスはガラス面がゆがんだ古いものが残っています。
二階の座敷は大広間で、20畳の広さがあります。
すごい広さです。
すごい広さです。
1階へ下りる順路はなんと箱階段利用です。
箱階段はけっこう見かける事も多いのですが、上がらせないようになっている所の方が圧倒的に多いです。
箱階段はけっこう見かける事も多いのですが、上がらせないようになっている所の方が圧倒的に多いです。
旧篠原家住宅(きゅうしのはらけじゅうたく) DATA
- 場所: 栃木県宇都宮市今泉1丁目4−33
- 交通(公共交通機関で): JR宇都宮駅下車西口から徒歩3分
- 交通(車で): 鹿沼ICより約30分
- 駐車場: あり
- 期間: 通年
- 時間: 午前9時から午後5時(入館は午後4時30分まで)
- 休み: 月曜日(休日の場合は翌日)祝日の翌日(土・日・祝日の場合は開館)年末・年始(12月29日から1月3日)
- 料金: 一般:100円(20人以上の団体:80円)小・中学生:50円(20人以上の団体:40円)
- 問い合わせ: 028-624-2200




