2020年06月21日

スピルバーグ映画、全作品ランキング (2020年現在)

スティーヴン・スピルバーグ監督は40年以上にわたって、さまざまなストーリー、キャラクター、テーマを生み出してきた。

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[原文:Every single Steven Spielberg movie, ranked]

1971年の『激突!』から2018年の『レディ・プレイヤー1』まで、Business Insiderではスピルバーグ監督の長編映画全32作品の独自ランキング作りに挑戦


※敬称略。

32位 『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』(2008年)
スピルバーグの『インディ・ジョーンズ』シリーズ4作目。シャイア・ラブーフ演じるマット・ウィリアムズのキャラクターからエンディングまで、この映画は問題だらけだ。


31位 『1941』(1979年)
真珠湾攻撃の直後にロサンゼルスで起きたパニックを描いたドタバタ・コメディーは、スピルバーグのキャリア最大の失敗作の1つだ。ジョン・ベルーシやダン・エイクロイドといったスターが出演しているのになぜうまくいかなかったのか?


30位 『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』(1997年)
スピルバーグは、1993年の大ヒット作『ジュラシック・パーク』の続編を急ぎ、その過程で大事なものを引き継ぐことに失敗した。少女が体操の技を使って恐竜と戦うシーンもあるが、これは最悪だった。


29位 『A.I.』(2001年)
この映画はもともとスタンリー・キューブリックが監督を務めるはずだったが、1999年に死亡したため、スピルバーグが引き受けた。ジョン・ウィリアムズの音楽など素晴らしい部分もあるが、全体としてはゴチャゴチャしている。


28位 『フック』(1991年)
スピルバーグのファンを含め、批判の多い作品。ネバーランドを現実のものにした美術は素晴らしかったが……。


27位 『アミスタッド』(1997年)
映画の終盤はその大半を台詞の多い訴訟手続きが占めるものの、序盤の奴隷の反乱シーンは素晴らしい。


26位 『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』(2016年)
スピルバーグが監督を務めた子ども向け映画の中で最も新しい作品。魅惑的かつ独創的だが、スピルバーグが過去に作った子ども向け映画にあったようなパンチ力がない。ただ、巨匠ジョン・ウィリアムズの音楽は本当に素晴らしい。


25位 『カラーパープル』(1985年)
『カラーパープル』の映像の美しさ(撮影監督のアレン・ダヴィオーのおかげだ)は否定できないが、映画の背景はこの胸が張り裂けるようなテーマに合っていない。ただし、映画の原作であるアリス・ウォーカー著『カラーパープル』はピュリッツァー賞を受賞していて、間違いなく読む価値がある。


24位 『続・激突!/カージャック』(1974年)
スピルバーグを語る上で見逃せない作品の1つ。『ジョーズ』の1年前に公開されたこの作品では、素晴らしいカーチェイスや若き日のゴールディ・ホーンの力強い演技が楽しめる。


23位 『ターミナル』(2004年)
スピルバーグの後期の作品の中で最も過小評価されている作品の1つ。トム・ハンクス演じる外国人が9.11同時多発テロ発生後のアメリカで基本的な自由を奪われる感動的なストーリー。


22位 『宇宙戦争』(2005年)
スピルバーグが9.11同時多発テロを念頭に作ったもう1つの作品。この映画ではトム・クルーズが運に見放された男を演じているのだが、これがトム・ハンクスだったら? と考えてしまう。


21位 『マイノリティ・リポート』(2002年)
トム・クルーズといえば、このSF作品の最先端の視覚効果はもっと評価されていいはずだ。制作から約20年が経つ今でも説得力がある。


20位 『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』(2011年)
スピルバーグ唯一のフルアニメ作品はアメリカの観客にはいまいちだったが、海外では大ヒットした。


19位 『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』(2017年)
この作品はスピルバーグの最も素晴らしい作品ではないかもしれないが、トム・ハンクスとメリル・ストリープの演技はまさに一流だ。


18位 『リンカーン』(2012年)
スピルバーグは19世紀の政治の舞台裏をエンタメとして描く方法を見つけた。この作品でエイブラハム・リンカーンを演じたダニエル・デイ=ルイスはアカデミー賞主演男優賞を受賞した。


17位 『オールウェイズ』(1989年)
1943年の『ジョーという名の男』のリメイク作品。もっと評価されていいはずだ。主演リチャード・ドレイファスのかつての恋人に対する2度のモノローグ(ドレイファスはゴーストになってしまったので、彼女には彼の姿は見えず、声も聞こえない)は今、振り返るとアカデミー賞ものだった。


16位 『レディ・プレイヤー1』(2018年)スピルバーグの直近の監督作品は、この10年あまりで最も面白い作品の1つだ。『ジュラシック・パーク』のT-Rexから自身がプロデューサーを務めた『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のデロリアンまで、これまでにスピルバーグが携わった作品からさまざまなキャラクターも姿を見せている。同時に、その核は"受け入れてもらいたいと願っている誰か"という、自身のキャリア通じてスピルバーグが伝えようとしてきたストーリーになっている。


15位 『ブリッジ・オブ・スパイ』(2015年)
実際に起きた事件をベースにした政治ドラマ。アメリカでの興行収入は約7700万ドルと振るわなかった。素晴らしい作品だったのに残念だ。この作品でマーク・ライランスがアカデミー助演男優賞を受賞したが、トム・ハンクスの演技も含めもっと評価されるべきだろう。


14位 『ミュンヘン』(2005年)
2005年のクリスマスに公開されたこの映画の興行収入は確かに振るわなかったが、それは観客がホリデーシーズンに多くの人が命を落とす映画を観たくなかったからだろう。だが、この作品は間違いなくスピルバーグが監督したユニークかつスリリングな映画の1つだ。


13位 『戦火の馬』(2011年)
この素晴らしい映画がなぜあまり注目されなかったのか、今でも分からない。トム・ヒドルストンの演技も良かった。


12位 『激突!』(1971年)スピルバーグはこの作品をABCのためのテレビ映画として作った。ヨーロッパの映画館に配給されると、スピルバーグの名前は一気に広まった。それまでスピルバーグはいくつかの話数からなるテレビ番組の監督をしていた。


11位 『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』(2002年)
『アミスタッド』や『プライベート・ライアン』『A.I.』『マイノリティ・リポート』といったシリアスな映画が続いた後、 スピルバーグは楽しい作品を世に送り出した。レオナルド・ディカプリオ演じる詐欺師をトム・ハンクス演じるFBI捜査官が追いかけるストーリーは最高だった。そして、ジョン・ウィリアムズの音楽はまたもや完璧だった。


10位 『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』(1989年)
この映画は本当に良かった。ハリソン・フォードとショーン・コネリーのコメディーの相性が素晴らしかった。完璧な3部作の完璧な結末になったはずだ。


9位 『太陽の帝国』(1987年)
素晴らしい戦争映画といった時にこの作品の名前が上がることは少ないが、もっと上げられるべきだ。戦争捕虜の収容施設がアメリカの飛行隊によって解放されるシーンは、スピルバーグのベストシーンの1つだろう。アクション、ジョン・ウィリアムズの音楽、クリスチャン・ベールの演技が、この映画を本当に素晴らしい作品にしている。


8位 『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』(1984年)
何十年にもわたって愛されているスピルバーグ映画の1つ。公開から36年が経つ今でも、ドキドキワクワク、楽しい映画だ。ちなみに、この映画がきっかけで「PG-13(13歳未満の観賞は保護者の厳重な注意が必要)」という映画の指定区分が設定されることになった。


7位 『ジュラシック・パーク』(1993年)ハリウッドがCG好きになったのは、この映画のせいだ。初めから終わりまで、この映画は純粋に面白い。スピルバーグがこの作品と『シンドラーのリスト』を同じ年に作ったというのは驚きだ。


6位 『プライベート・ライアン』(1998年)
『太陽の帝国』があまり注目されないのは、スピルバーグがこの作品も作ったからかもしれない。これまでたくさんの戦争映画が作られてきたが、戦いの描き方が素晴らしい。オープニングシーンは最高だ。


5位 『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』(1981年)
レイダースは何度見てもいい。スピルバーグはこの作品でアクション・アドベンチャーのジャンルを再定義した。


4位 『E.T.』(1982年)
『レイダース』の翌年に公開されたのがこの独創的なSF作品だ。約10年後に『ジュラシック・パーク』が公開されるまで、この作品がスピルバーグにとって最も興行収入を上げた作品だった。


3位 『シンドラーのリスト』(1993年)
スピルバーグの最高傑作の1つ。白黒ながら、ビジュアルは素晴らしい。この作品以降、スピルバーグ作品の撮影監督はヤヌス・カミンスキーが担当している。


2位 『未知との遭遇』(1977年)
1975年の『ジョーズ』が成功した後、スピルバーグは自分の作りたい映画を作れるようになった。そうした状況の中で作られたのが、この作品だ。感動的なストーリーと魅力的な特殊効果…… この映画は史上最高のSF映画の1つだ。


1位 『ジョーズ』(1975年)
お気に入りのスピルバーグ映画を1つだけ選ぶのは難しい。だが、あえて選ぶとすれば、1975年のこの作品だ。『ジョーズ』は業界を変えた。映画スタジオは夏のヒット作に注力するようになった。そして、スピルバーグにとっては、このリストにある素晴らしい作品の数々を作れるようになった。『ジョーズ』の成功がなければ、どのスタジオもジョージ・ルーカスとの『スター・ウォーズ』に挑戦することはなかったかもしれない。


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posted by かめ忍者 at 02:00| 栃木 ☀| Comment(0) | トピックス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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