トレーニング目的でベンチプレスをやっている人には関係のない話ですがパワーリフティングのルールではバーベルの81pラインに人差し指がかかる手幅が上限でそれ以上のワイドグリップは認められていません
広く握れば握るほど可動域が狭まるのでこの81p人差し指グリップがベストとする選手は多いですし、試合でもほとんどの選手はルールいっぱいのワイドグリップです
しかし、海外のパワー系のトレーニングコラムで、肩幅(肩峰から肩峰)の1.5倍がベストで、ベンチシャツを使わないのであればそれ以上のワイドグリップは肩の受傷リスクを高めるだけで挙上重量は変わらない。
肘を開きすぎずに上腕骨が体幹から45度の角度に保てるグリップ幅が適正グリップ幅であるという内容がありました
広く握れば握るほど可動域が狭まるのでこの81p人差し指グリップがベストとする選手は多いですし、試合でもほとんどの選手はルールいっぱいのワイドグリップです
しかし、海外のパワー系のトレーニングコラムで、肩幅(肩峰から肩峰)の1.5倍がベストで、ベンチシャツを使わないのであればそれ以上のワイドグリップは肩の受傷リスクを高めるだけで挙上重量は変わらない。
肘を開きすぎずに上腕骨が体幹から45度の角度に保てるグリップ幅が適正グリップ幅であるという内容がありました
一般的な認識から言えば、ナローグリップだと上腕三頭筋への刺激が強くなり、大胸筋への刺激は弱まる。物理的に考えても、ナローグリップのほうがボトムで肘を深く曲げることになるため、確かにそうなりそうだ。
しかしClemonsらの研究によれば、必ずしもそうではない。彼らは平均7年間のベンチプレス経験のある男性トレーニー12人を使って4種類のグリップ(肩幅を100%とし、100%と135%、165%、190%)に分けて筋電図を測定した。なお使用重量はすべて同じという結果もある。
もちろんこれと対立する研究もいくつかあり、Clemonsの出した結果だけを盲信するわけにもいかない。
ただし、ひとつの参考にはなるだろう。一般的な肩幅は、平均身長の日本人男性で45cm程度。しかしこの実験ではアメリカ人のトレーニング経験者だから、もう少し大きいはず。
ちなみにアメリカンイーグルのXLだと肩幅が約48cm。その190%となると91cm程度の手幅(中指どうしの幅)となる。また45cmの190%は85~86cmだ。
となると、一般的に考えられているグリップよりも、かなりワイドに握ったほうが筋肉への刺激も強くなるし、発揮できる筋力も高くなるという可能性がある。
またワイドのほうがストレッチ刺激も強くなるため、伸展反射も期待できる。
ベンチプレスをやっても、なかなか胸に効かないという場合、思い切ってワイドにしてみるテがある。このとき、81cmのラインはまったく気にせず行ってよいと思います。
ただし、ひとつの参考にはなるだろう。一般的な肩幅は、平均身長の日本人男性で45cm程度。しかしこの実験ではアメリカ人のトレーニング経験者だから、もう少し大きいはず。
ちなみにアメリカンイーグルのXLだと肩幅が約48cm。その190%となると91cm程度の手幅(中指どうしの幅)となる。また45cmの190%は85~86cmだ。
となると、一般的に考えられているグリップよりも、かなりワイドに握ったほうが筋肉への刺激も強くなるし、発揮できる筋力も高くなるという可能性がある。
またワイドのほうがストレッチ刺激も強くなるため、伸展反射も期待できる。
ベンチプレスをやっても、なかなか胸に効かないという場合、思い切ってワイドにしてみるテがある。このとき、81cmのラインはまったく気にせず行ってよいと思います。




