ツェーマンとか、ゲーマンとか、そういうのを聞いたことがありますか?
これは、お金の金額のことを指していて、隠語です。
主に、音楽業界から発生した言葉のようで、
狭いライブハウスなどで、プレイヤー同士がギャラの話をする際など、お客さんにわからないようにしてことが発祥のようです。
気になる中身ですが、
音楽の、ドレミ・・・の順番を、アルファベットに置き換えると、C・D・E・F・G・・・となりますが、それをドイツ語読みすると、
C=ツェー=1 ということで、ツェーマンは1万円の隠語ということになります。
数字ですので、音楽業界用語に1〜9まで存在します!
1=C(ツェー)
2=D(デー)
3=E(イー)※
4=F(エフ)
5=G(ゲー)
6=A(アー)
7=H(ハー)
8=オクターブ・オク※
9=ナイン※
3と8と9以外は、ハ長調の音階のドイツ語音名から来ています。3は、ドイツ語読みでは本来 E「エー」ですが、A(6)と紛らわしいので「イー」と英語読みになっていますね!
幹音となる音名は7つしかないので、8は「オクターブ」あるいは「オク」と言い、9は英語読みの「ナイン」という意味と「音階に9番目は無いん」というダジャレの両方の意味を持つと言われています。
だから、2万は「デー万」、3万=「イー万」、4万=「エフ万」、5万=「ゲー万」、6万=「アー万」、7万=「ハー万」、8万=「オクターブ万」、9万=「ナイン万」、10万=「ツェー十万」・・・のように使います!