2016年11月13日参詣
東京都新宿区神楽坂6-2 鎮座
「安養寺」は別名、「神楽坂聖天」とも呼ばれています。

正面にあるのは本堂ではなく聖天堂

聖天堂には、「大聖歓喜天(聖天様)」が祭られています。
「聖天様」と一緒に祭られているのが「11面観音」で、「江戸三十三観音十六番札所」の本尊になります。

参拝で敷地内に入ったら、お寺のおばちゃんが声を掛けてくれまして、2階にある薬師瑠璃光如来(黄金の神楽坂大仏)の部屋(本堂)へ案内してくれました。

大仏様は「薬師如来」様で、かなり古いもののようです。高さ2mちょっとです。
東京大空襲で、このお寺も焼けてしまいますが、大仏様は、お顔、お手、薬壺が奇跡的に残りました。
これを当時、日本一とされた京都の仏師によって、復元されたのが今のこのお姿だそうです。
開設は平安時代に遡り、開基は天正19年(1591年)、慈覚大師円仁によります。
天正19年(1591年)、徳川家康が江戸城築城の際、城内川口より田安へ換地、その後天和3年(1683年)今の神楽坂の地に移転してきました。
ご本尊は「薬師瑠璃光如来」です。
