2017年(平成29年)12月2日参詣
茨城県笠間市稲田469 鎮座
「稲田御坊」の名前で親しまれている稲田禅房西念寺
浄土真宗というと京都の西本願寺や東本願寺を思い浮かべる方だほとんどだと思いますが、実は此処「西念寺」が発祥の地なのです

参道

寺号標と山門

お葉つきイチョウ

この「お葉付き銀杏」の巨木は、県の天然記念物になっています

説明板
樹齢800年の巨木が茂り、「峨々たる岳山あり…数千万億の有情群衆せり」と聖人が夢見られた山々の稜線は、比叡の峰を彷彿させます

本堂

扁額

お堂内
稲田御坊の名で親しまれている稲田禅房西念寺は、親鸞聖人が恵信尼公とともに約20年の間お住まいになり、聖典『教行信証』のご執筆を進められつつ、関東一円への布教にあたられた浄土真宗の聖地に建立されました。聖人が家庭生活を営まれ、お子様方をお育てになったのも、「稲田ご草庵」時代のことです。
聖人を越後よりお迎えした稲田九郎頼重(よりしげ)は、聖人に帰依して頼重房教養(らいじゅうぼうきょうよう)となり、当山の礎を築いたと伝えられています。稲田ご草庵の伝統は、この地に脈々と残り、今に至りました。

宿坊
何時も静かで人の気配がしません。
親鸞さんに思いを馳せ、静かに考えることの出来る素晴らしいお寺です。

宿坊玄関から入り御朱印をいただきました

浄土真宗は御朱印を頂けない宗派なので、スタンプにての御朱印です。「親鸞聖人 立教開宗之聖地」