少林山達磨寺(しょうりんざんだるまじ)
2017年(平成29年)7月22日参詣
群馬県高崎市鼻高町296 鎮座
黄檗宗、達磨大師の教えを受け継ぐ寺院。禅宗(臨済宗・曹洞宗・黄檗宗)のひとつ。

入口に大きな看板

寺号標

総門
開創300年を記念して作られたらしい。

総門をくぐって200段前後の石段

手水舎

手水舎の苔が渋い

山門をくぐり石段を登り、「瑞雲閣」、手水舎を抜けて お堂までに また石段を上る

本堂にあたる「霊符堂」
黄檗宗、本尊十一面観音、北辰鎮宅霊付尊神。
隠元禅師によって開かれ、本山は京都府宇治にある黄檗山万福寺です。

扁額

沢山の達磨が奉納されていました

霊符堂の隣にもダルマの売店が(中腹の「霊符堂」にもあります)
張り子の福ダルマ(縁起ダルマ)はこの達磨寺が発祥とされています。
もともと達磨寺では、この寺を開山したとされる心越禅師が描いた一筆達磨像を、厄除けのお札として正月に配布していました。
その後、天明の大飢饉によって苦しむ農民たちを救うため、副業としてこの像をモデルにした張り子のダルマを作らせ、七草大祭の縁日で売ったのが始まりとされています。
現在でも少林山七草大祭は通称・高崎だるま市と呼ばれ、毎年1/6〜7に行われています。日本最大のだるま市として、毎年約20万人以上が訪れるそうです。
もちろん、達磨寺ではだるま市以外でも、通年ダルマを販売しています。

売店の隣に「達磨堂」があり、全国のだるまやオリジナルだるまみたいのが展示する部屋もありました

「瑞雲閣」の中には納経所があります
こちらで御朱印をいただく際は必ず納経しなくてはいけません。
般若心経を写経するのかと気合入れてたら「摩訶般若波羅蜜多心経」だけの十文字写経でした
写経したものをご住職に納経すると、名前の読み方等を確認されまして、お線香に火を点けてご祈祷の準備が始まりました
読経は2〜3分。
その際に、脇に書かれた名前や願い事もきちんと読んで下さるので、とても有難いです。
ご住職さんが
「御朱印とは本来は・・・ですので、うちはみなさんに納経していただいてるわけです。」と説明を頂き、無地に御朱印を頂けました・・・ホッ 緊張感満載でした。

やっとこいただいた御朱印
「十文字写経」ですが納経の証として御朱印を頂く、本来の体験が出来る良い機会かもしれません。