北口本宮冨士浅間神社、摂社 諏訪神社
令和元年(2019年)5月12日奉拝
山梨県富士吉田市上吉田5558鎮座
世界文化遺産・富士山の構成資産でもある北口本宮冨士浅間神社。「北口本宮」とは、吉田口(北口)登山道の「起点のお宮さん」の意味だという。
実際、神社の裏手から登山道が始まる。今は5合目から歩き始めるのが一般的だが、スバルライン開通前は、ここから「馬返し」を経て山頂を目指した。
社号標
一ノ鳥居
ニノ鳥居
神門
手水舎
拝殿
扁額
本殿
北口本宮冨士浅間神社の境内には摂社の諏訪神社がありますが、もともと諏訪神社が鎮座していた場所に浅間神社を勧請したと考えられています。
788年に現在の場所に社殿が造営され、木花開耶姫命を主祭神として祀りました。
1561年に武田信玄が現在の東本殿、1594年に浅野氏重が現在の西本殿を造営し、1615年に鳥居成次が現在の本殿を造営しました。
江戸時代には各地に富士講が結成されて盛んに富士登山が行われるようになりましたが、1733年に江戸の富士講である村上派の村上光清が私財を投げうって幣殿、拝殿、神楽殿、手水舎、隋神門の造営を開始し、北口本宮冨士浅間神社はほぼ現在の姿となりました。
境内社 諏訪神社
この地の地主神である諏訪大神を祀っており、創建時の詳細はわかっていません。明治維新の際に北口本宮冨士浅間神社の摂社となりました。
諏訪神社 社殿
授与所にて御朱印をいただきました
北口本宮富士浅間神社の御朱印
境内社 諏訪神社の御朱印