私の2017年(平成29年)初詣、最初の神社です。
大神神社(おおみわじんじゃ)
2017年1月1日参詣
栃木県栃木市惣社町477 鎮座
栃木では最も古い神社と言われており、古来より多くの人々を魅了し続け・崇拝されてきた存在です。
式内社(小)論社、下野国総社。旧社格は県社。
古くは「下野惣社大明神」「惣社六所大明神」「八島大明神」などの別称があった。

鳥居と社号標

二の鳥居

拝殿

本殿
屋根の上に乗っている部材(鰹木/かつおぎ)が5本
鰹木は奇数本ですと、男の神さまがお祀りされている証。鰹木3本以上は格式の高さをあらわしていると言われますので、鰹木を見てみても、大神神社が格式の高い神社であることが分かります。

狛犬

「室の八嶋」
境内の池には八つの島が浮かび、それぞれに御社が配されるという珍しい景観です。
浅間神社、二荒山神社、筑波神社、雷電神社、香取神社、鹿島神社、熊野神社、天満宮を祀っています。

室の八嶋とは、平安時代以降、東国の“歌枕”(=和歌の題材とされた日本の名所旧跡)として知られた存在で、藤原定家をはじめ多くの歌人に何度も和歌に詠まれている地のこと。

裏の鳥居

説明版
口碑には崇神天皇48年創建とあり、『延喜式』にも載る伝統ある神社。下野国府の至近に鎮座し、下野国の惣社(そうじゃ)という格式を持つ。春は五穀豊穣を占う流鏑馬神事、秋には安産子育・醸造祈願の御鉾祭(おぼこまつり)が古来より行われている。
鎮座の地は歌枕として名高い「室の八嶋(むろのやしま)」であり、勅撰集・私家集などに幾多の歌が詠まれている。俳聖とされる芭蕉の「奥の細道」や、その他「慈元抄」「神道集」「袋草子」「浅間御本地開来」など多くの文学作品に数々の伝統が登場する。
下野國=栃木県の総社、大神神社は奈良の大神神社から分かれた分魂の神社。
「大神神社」というと、関西圏の方であれば、「奈良県の有名なパワースポット」奈良の大神神社のご祭神・三輪明神を分祀しました。
創建には第10代崇神天皇が関わります。
崇神天皇は実在が確認できている最初の天皇。初代の神武と同一視する説もあるそう。

社務所

御朱印は社務所が基本的に無人のため、郵送または「太平山神社」の社務所でいただくことができます
posted by かめ忍者 at 23:59| 栃木 ☀|
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栃木の神社・寺院(南西)
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